
お勧めされて、映画「ロボット・ドリームス」を観ました(Netflix)
2024年11月公開の作品です。
全編セリフのないアニメ映画で、原作は子ども向け作品のようですが
思いのほか深いテーマに泣いてしまいました。
旧作なので思い切り最初から最後までネタバレ記事です。
ロボット・ドリームズ 出会いと別れ

ニューヨークはマンハッタンで一人暮らしのドッグは
テレビの通販で友達ロボットを注文!
寂しかった日々がロボットと意気投合することで
楽しい日々に変わっていきます。
しかし不意のアクシデントでロボットは砂浜に置き去りに・・・
いや~~~、もうロボットなのに海で遊んで大丈夫?
って思っていたら案の定、動かなくなりましたね。予想通り過ぎるwww
柵と鍵がかけられ砂浜に入れなくなっても、ロボットを修理回収すべく
頑張るドッグですが、ことごとく警備員(警察?)に見つかって
次の海水浴シーズンまでロボット回収を諦めざる負えなくなる。
もう少し行政も融通聞きそうですけどねぇ~~~^^;
砂浜に横になったまま動かないロボットが、すぐそこに見えているわけだし
お値段だってそこそこするはずなのに、回収させてあげてよーーー( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
あまりにイジワルすぎるし、別れが無理やりすぎて
ちょっと納得いかない展開ですが、別れがないと物語が続かないので…('_')
そんなこんなで長い月日を離れ離れで過ごすのですが
ロボットが動けない砂浜で
ドッグに会いに行く夢を何度も見るのが本当に切ない…。
そしてドッグも、リアルのお友だちを作ることに頑張りながらも
いつも心の片隅でロボットのことを思っています。
海開きの日を記したメモを貼って・・・
ところが廃品業者に回収され金属スクラップ工場に
連れていかれてしまったロボットは、その身体をバラバラにされてしまいます。
海開きの日にドッグは砂浜でロボットを探し回りますが
悲しい行き違いで2人の再開は叶わなくなってしまいました。
執着に走らないロボットの決断
落ち込むドッグでしたが、他者に対してより優しく慎重になり
再びロボットを購入し、新たな関係を築いていけるようになります。
もう前回のようなうっかりで、ロボットを故障させることもないでしょう。
同じころロボットはバラバラになった身体を修理してくれる人と出会い
身体にラジカセを仕込まれたロボットに変身を遂げていました。
あぁ…スクラップにされなくて本当に良かった~!
2人とも新しいパートナーを得て、幸せに暮らしているのですが
そこで偶然にもロボットはドッグを見つけてしまいます。
今にも駆け寄りたい衝動に駆られながらも、せっかくの再開なのに
ロボットは「声をかけない」という選択を選ぶのです。
夢に見るほどに会いたかったのに・・・?
ドッグの横を歩く新しいパートナー、自分にも既に新しいパートナーがいる。
自分の(また会いたい)という欲求よりも、今の幸せを優先する成熟した決断。
これが人間の男女(しかも愚か者)だった場合、同じ決断をするでしょうか?
「久しぶり!実はあの時さ・・(思い出話で盛り上がる)」
「今のパートナーもいい人なんだけど、やっぱり君以上の人は…(以下略)」
隠れて連絡を取り合って泥沼化…
うぎゃー、一番嫌いなパターンの不倫劇が始まっちゃうwww
ロボットが自分の欲求よりも、今の平穏と幸せを優先できたからこそ
美しい名作なのだと思います。
人間の生々しい愚かさを完全に超越した純度100%の精神性があってこそ
この作品は輝いているのですよ~~~♩
一瞬の白昼夢も、ロボットの繊細さと想像力の豊かさを感じて泣けます。
名曲「September」演出の魔法

ドッグに声をかけない決断をしたかわりに
ロボットは自らの身体を窓に向けて「September」を流します。
ここまで観た人はおそらく、この曲のイントロで涙腺崩壊したのでは?
はい、私です!!!
アースウィンド&ファイアーの名曲で、明るい曲調のディスコソングですが
かつて一緒に踊った思い出のステップを別々に踊るシーンは
胸がキューーーッとなりました。
一緒に歩けなくても、離ればなれになっても、思い出は色あせず胸の中にある。
2人を繋ぐ重要なテーマソングとして「September」は
大きな役割を果たしています。曲セレクトが神~~~!!!
まとめ 今を生きる

ずーーーと一緒にいられると思っていても
不意のアクシデントで同じ時間を共有出来なくなることはあります。
けれど、思い出は消えない。
それぞれの場所で前を向いて生きていく勇気をくれるような映画でした。
・本当の愛とは、相手の今の幸せを願ってあえて手放すこと
・切ない別れや失敗も、次の人生への糧となること
そんな学びをくれる素敵作品です♩
お勧めしてくれた方に感謝☆