
みなさん、こんにちは。
最近、本読んでいますか?私は定期的に読書しています。
ここ最近の私は、新しめミステリーから19世紀の海外古典
さらには不朽の名作の再構築版まで、いろんなジャンルを読みましたよ。
今回は、私がこの夏読んだ本の中から3冊の感想を
短いレビューとしてそれぞれ、まとめました。
『暁星』湊かなえ

人間の心の奥底にある闇と光を揺さぶる、胸苦しくなるストーリー。
※こんな人におススメ
- 人の心理描写をや複雑な感情をじっくり味わいたい人。
- 湊かなえ作品ならではの、ある種のやるせなさを感じたい人。
- 読後にじっくりと考えさせられる重厚な物語を求めている人。
政治家が暗殺される。犯人は宗教2世。
現実に起きたあの銃撃事件が甦る・・・
宗教2世の逃れられない支配や、追い詰められていく様に憤り
ほかに道はないのかと読んでいて胸が痛みます。
ノンフィクション(犯人の手記)と
フィクション(小説)からなる2部構成です。
正直、前半の手記部分は、なかなか気分が乗らなくって…。
読み進むのに時間がかかってしまいました。
でもね、後半の小説部分に突入してからはほぼ一気読み。
ゴールしてから前半の手記を読み返したときに
この物語の本当の姿に気づいて涙が溢れました。
大義名分の裏にある、ただ一つの光を守るための物語でした。
自分の前から消えた幸せは、自分の大切な人のところに行ったと思えば
人生は救われるかも知れないね・・・
『高慢と偏見』ジェーン・オースティン

19世紀の海外古典なのに、驚くほど現代に通じる恋愛&人間ドラマ
※こんな人におススメ
- 「古典は難しそう」と敬遠してきた人
- じれったい恋愛模様や、登場人物の掛け合いを楽しみたい人
- 人間観察が好きな人
200年以上前のイギリスの婚活物語です。
実は中学生のころにつまらなくて断念して以降、敬遠していた作品ですが
『人生を狂わす名著50』三宅香帆
この中の「実はコレ、ラブコメなんです」の言葉で再挑戦しましたw
第一印象最悪なのに、何度も顔を合わせるうちに気持ちが揺れて・・・的な
そんなドラマ、過去にはたくさんありましたよね~。
こちらは確かにラブコメと言えなくもないけれど、やはり古典!
上巻は過去の挫折が甦りました(^^;)
圧倒的に下巻突入からが面白いです。
外面の良い男の危うさと、不器用でも裏方の行動で愛を示す誠実な男。
聡明なはずの主人公エリザベスでさえ、なかなか本質を見抜けなくて
読んでいてめちゃめちゃじれったいです(^^;)
さすがに年齢を重ねた今の私は、外面だけに騙されない自信ありよ!!!
「言っていることより、やっていることがその人の正体」
そんな人生訓が詰まっていました。
『私はスカーレット』林真理子

- 不朽の名作をスカーレット目線で鮮やかに蘇らせた傑作!
※こんな人におススメ - 映画は知ってるけれど本は読んだことがないという人。
- エネルギーに満ちた読書体験がしたい人
- 「強い女性」の物語が好きな人。
こちらの本、最初は図書館で文庫本①~④までを借りて読みましたが
5巻から貸し出し中だったのです。
いやいや早く続きが読みた~~~い!待ちきれなくて下巻を購入しました。
おそらく賛否両論あるスカーレットの生きざまですが
自分の人生を切り開くパワーは本当に凄まじいです。
とんだ自己中女なのに、図々しさすら眩しすぎるwww
こんなに逞しく憎めない自己中女、他にいないでしょう?
素直になれずプライドの高さもあり、愛と執着の区別もつかず
いろいろとやらかしてしまうスカーレットですが
むしろ愛を知ったここから、物語が始まる気がするのです。
今日のどん底が、人生の終わりじゃないって教えてくれる。
おわりに…
その他最近読んだ本はこちらです ↓

今回はジャンルも時代もバラバラな3冊の感想をまとめました。
人間ドラマに引き込まれる『暁星』、時代を超えたラブコメ『高慢と偏見』
そして主人公のパワーに圧倒される『私はスカーレット』。
個人的に一番好きなのは『私はスカーレット』かな~。
本を読み終わったあと、何度目かの【風と共に去りぬ】鑑賞で
より理解が深まった実感がありました。ほんっと憎めなくて好き♡
次は何を読もうかな~~~?新刊を買うか、古い作品を借りるか・・・
出来るだけ、都度感想を記録として残したいです。