SATC(セックス・アンド・ザ・シティ)を
今更ながら初めて観ました。
ドラマのseason1からseason6まで、そして新章
2作の映画だけは随分前に配信で鑑賞済みでした。
性格も価値観も違う4人の自立した大人の女性たち
キャリー、ミランダ、シャーロット、そしてサマンサ
目まぐるしく恋愛を繰り返していく様よりも、華々しいファッションよりも
強い絆で結ばれているその友情がとても羨ましくなりました。
いや、ファッションもとっても目の保養でしたけどねwww
いつだって本音をぶつけ合う
様々な場面で意見の食い違いが生じますが
それぞれが自分の気持ちを主張します。
みんなが対等であり尊重しあえる仲でもあります。
こんなこと言ったら相手の機嫌を損ねるかも
こんなこと言ったら喧嘩になってしまうかも
そんな事考えもせずに自分の気持ちを主張しているように見えます。
本音で付き合える友だちがいるって、それだけで羨ましいです。
言いたいことも言わずに陰で愚痴をこぼしたり
怒っていないふりをしながら、ねちっこい腹の探り合いをする関係とか
現実には陰湿な人間が多いですから。
4人の主要キャストのうち誰一人
言いたいことを言えずにストレス溜めている人間がいなくて
観ていて気持ちがいいよね。。。
対等な関係の上に成り立つ友情なのが良い!!!
許しあえる関係
時に感情的になって声を荒げて言い合いになります。
私の周りの人間関係では修復不可能と思われるほどキツイ台詞も飛び出しますが
自分の非を後から謝ることもできるし許しあうことが出来る関係です。
傷付いたのは自分だけではないと分かっているし
それぞれが未熟さ、完ぺきではない自分を分かっています。
だからこそ相手を許せるのだろうと思いました。
自分には1ミリも非が無いと信じて疑わない人間は
他人に対して寛容になれませんから・・・
意見が違う人を「敵」だと思ってしまうような未熟者は
話し合いも出来ませんからね。
自己主張はしても、決して傲慢ではないのです。
良いところも悪いところも理解し合い
信頼しているからこそ許しあえるのでしょうね。
そんな友だちが3人もいるとか羨まし過ぎます!!!
根底には愛がある
お互いがお互いの幸せを一番に願っています。
相手を羨ましいと思う瞬間があっても妬みはしません。
少々余計な口出しで言い争いになっても、根底には愛があると理解しています。
嬉しいニュースは本気で喜び
悲しみに打ちひしがれればそっと寄り添う、時には一緒に嘆く。
「私たちは家族」と言うくらいの絆ですよ。
またまた言っちゃいますが、生まれてこの世で
そんな風に言い合える友だちが3人もいるなんて、こんな幸せなことあります?
何事にも代えがたい幸運だと思います。ああ・・・羨ましい。
歩み寄りと言う名の努力
50代も半ばの私ですが、本音を言い合える友だちは出来ませんでした。
たぶんこの先も出来ないのだろうなと思います。
最近も嫌なことをされて嫌だと言ったら友情が壊れました。
自分が歪な主従関係の従う側だったのだと
カウンセリングで初めて気付く始末です。
元同僚にその話をしたら
「るみさん、友だち選び下手過ぎるわwww」っと笑われました。
SATCの友情の足元にも及ばない脆さでした (;´д`)トホホ
新章では登場しなくなったメインキャストの一人「サマンサ」
揺るがない4人の友情にも、変化があったことが伺えます。
(リアルの揉め事は私は良く知りません)
キャリーのこんなセリフがありました(言い回しが若干違いますが)
「もうこれ以上友だちを失えない」
「友情なんて失う時は一瞬」
「反論してもいい!でも去ってはダメ!」
友情を持続させるためには、お互いの歩み寄りが必要だということです。
これって夫婦関係にも必要なことですよね?
そんな努力をしてまで親友いらんわ!
って人も世の中にはたくさんいるんですよね。
私の場合は時々会ってランチに行く程度のお友だちが数人いるだけで
良しとしていたのですが
このドラマを観ると、精神的支柱となる友情が欲しくなってしまいます。
まとめ
所詮ドラマですから・・・
こんな友情を築いている人が現実にいるとは思っていませんが(いますかね?)
ただただ羨ましいと思いました。
私には絶対的な心の支柱がないので、余計に羨ましく思うのかも知れませんね。
そう長くなさそうでまだまだ長いかもしれない私の人生。
程よい距離感を保ち深くかかわらない今のお友だちを
まずは大切にしたいと思います。
今更と思いながら見始めたSATC、観て良かったです。
ついでに、もっと自分が恋愛脳だったら
人生かな~りドラマチックだったろうな~~~・・・
などと思いました (⑉• •⑉)❤︎