頸椎翔性神経根症/けいついしょうせいしんけいこんしょう
酷い肩こりだと思っていたら、ある日座っている事さえ困難になりました。
るみです、こんにちは。
一般的にこの病気の発症は早くても40代後半と言われていますが
首に負担がかかる事を繰り返していると
発症する確率が高くなるかも知れません。
頚椎症性神経根症
頸椎とは7つの骨で構成されている首の骨のことです。
この頸椎の変形により神経根が圧迫されて
首や肩、腕に痛みやしびれが生じることを【頚椎症性神経根症】と言います。
私の場合は第5、第6辺りの頸椎が潰れているようで
神経の通り道を圧迫していました。
潰れている場所によっては左半身の可能性もあったのだと思います。
原因は簡単に言えば加齢なのですが
もちろん万人が発症するわけではありません。
私には発症に関して、思い当たる事があり過ぎます。
それは・・・バンギャ時代のヘドバンです！！！
頸椎の病気と言えば真っ先に思い浮かぶはXジャパンのYOSHIKI
そしてAcid Black Cherryのyasu
だったりしますよね・・・
えっ！？この2人の仲間入り？
なーーーんて悠長なこと言っていられない激痛に
大人なのにマジ泣きしました。本当に辛いです。
右肩の痛みで検索すると四十肩ばかりHITする
◆3月上旬
酷い肩こりだなぁ・・・っとYouTubeのストレッチ動画などを見て
ストレッチを繰り返すも全く痛みが改善されず
痛みはどんどん悪化、4日後には起きている事が困難な状態に。
寝ていればほぼ痛みは感じないけれど
起き上がると1分と経たないうちに耐えがたい痛みが
右肩から右肩甲骨、そして腕にかけて広がりました。
ネットで「右肩、右腕の痛み」と検索をしても
HITするのは四十肩や五十肩ばかり・・・
私の場合は関節が痛いわけではないので
腕は上がるしぐるんぐるん回せちゃうし
四十肩や五十肩の症状とは明らかに違いましたね。
いったいこの痛みの原因はなんなのだーーー！！！
ほぼ寝たきり状態になったのが土曜日だったので
月曜日に病院へ行くまで死ぬ思いの2日間でした。
整形外科に行く前にチェックすべきこと
もう這うように行った近所の病院。
レントゲンを撮ったはいいがハッキリとした診断が出ず。
「もっと検査が必要だね～～～、MRIがある病院に行ってくれる？
紹介状書くからね」
痛くて痛くて待合で座っている事さえできない状態でしたから
またこれから別の病院へ行かねばならぬのかと絶望しました。
重い症状で整形外科に行く際には、検査設備のしっかりした病院へ行く事・・・
これに尽きます！！！
移動にはタクシーを使いましたが、本当に痛みとの戦いで辛かったです。
MRI設備のある整形外科専門病院での検査で【頚椎症性神経根症】と判明し
痛みの原因が分かって、やっとホッとしました。
完治には2、3ヶ月、激痛期は2週間ほど続くと言われました。
処方された薬＆治療方法
ロキソプロフェンナトリウム錠60mg
レパミピド錠100mg
プレガバリンOD錠25mg
ポンタールカプセル250mg
ジクロフェナクナトリウム座薬50mg
ロキソプロフェンNaテープ100mg （湿布薬）
炎症や痛みを抑える薬を1週間分処方してもらいまいました。
手術になる事は滅多になく
薬で痛みや炎症が収まれば治療は終了とも言われました。
変形した骨が元に戻るわけではないのに
炎症が収まれば治療が終了とは、素人にはどうもピンときませんが。
首を引っ張るような牽引治療は、私の場合必要無さそうなのです。
恐らく薬で様子見のあと痛みが改善されない場合などは
牽引治療や手術の可能性も出てくるのだろうと思います。
経過報告
薬服用1日目～5日目
起き上がると1分から3分後には耐えがたい痛みに襲われるため
寝たきりの日々を過ごす。
初めて「出前館」や「Uver Eats」などのフードデリバリーを利用しました。
家でびっくりドンキーのハンバーグが食べられて感激でした。
あとは西友ネットスーパーでレンチン食材など配達してもらい
一人きりの生活を乗り切りました。
※びっくりドンキーのチーズハンバーグとベントスの富良野ワイン漬けステーキ
ポンタールカプセル250mgや座薬の痛み止めを使っても
殆ど痛み止めの効果を感じられませんでしたね。
6日目＆7日目
6日目になってやっと30分以上起きて居られるようになりましたが
肩や背中の痛みが和らいだ反面、右腕の痛みは増してきて
箸を持つのも困難に・・・
しかし7日目には1時間近く起きて居られるほどに回復。
痛くて泣きながらシャワーを浴びていましたが
この日からお風呂に浸かれる様になりました。
8日目
2度目の診察時には
「思っていたより回復が早いね」と言われました。
下記3週間分の薬を処方してもらいました。
ロキソプロフェンナトリウム錠60mg
レパミピド錠100mg
プレガバリンOD錠25mg
ロキソプロフェンNaテープ100mg （湿布薬）
この調子でいけば薬の服用のみで治療は終わるらしいです。
泣くほどの激痛だったのに外科的治療なしで終わるなんて・・・
次回の診察は3週間後、4月上旬となりました。
9日目～
薬の服用開始から12日経過した今
首のサポーターは必須ですが
買い物にも出かけられるようになりました。
※サポーター姿の痛々しいワタクシ
回復を感じ始めてからは、みるみる元気になっていくし
痛みも軽減されてきています。
包丁を握れたのは薬服用から10日目でしたね。
痛みは感じますが耐えられる軽い痛みになりましたし
無理は出来ませんが、やっと普通に暮らせるようになりました。
次に病院へ行くときには、化粧をして公共交通機関で行けそうです。
お出かけ用に携帯に便利な薄手のネックサポートーを購入しました。
日頃悪い姿勢のせいで肩こりで悩んでいる方にもお勧めです。
まとめ
50代の右肩右腕の痛みは、四十肩や五十肩と呼ばれるものでは無く
首の骨の変形が原因で起こる
頸椎翔性神経根症/けいついしょうせいしんけいこんしょう
かも知れません！！！
酷い肩こりが長く続いて痛みが増してきたなんて時には
起きて行動出来るうちに念のため
MRI設備のある整形外科に行く事を強くおススメします。
起きていられない状態になるまで放置してはいけませんよ！
その肩こり、本当に肩こりですか？って話です。
治療はまだ続きますので何かあれば追記、もしくは新しい記事を書くつもりです。
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バンギャ時代に推しの「頭～～～！！！」の声に
首ごと捧げるべくヘドバンしておりましたが
あらゆる神経が通る大事な場所・・・無理をしてはいけませんよ。
私のセミリタイア生活は節約とともに成り立っているので
防ぎようのない病はともかく
今後、防げる病は徹底的に排除したいです。
Twitterでも宣言しましたが、健康オタクになりたいです！笑
